昨今注目されている在宅ワークのひとつ、webライター。
ブロガーとは異なり、企業や個人が運営しているwebメディアの記事を書くお仕事です。
この記事では、私がwebライターの求人に応募した実例、トライアルの内容、webライターの求人を探す方法を紹介します。
目次
webライターの求人に応募してみた
在宅ワーカーになる前からたくさんの求人に応募してきたので、具体的な流れと、結果を踏まえて紹介します。
A社:占い関する記事作成→採用
身バレ、特定を防ぐために何に関する記事かというのはボカします。結論から話しますと採用でした。初めてライティング業務に採用となったので喜びもひとしおです。
応募から採用までの流れはこちら。
- 2019年8月にindeedで応募
- 会社から連絡。毎月の可能稼働時間、ライティングの経験を聞かれる
- 相手の業務と同様のトライアル(ライティング)を行う
- 数日後、採用の連絡
- 9月分のライティング依頼数と、記事の単価の連絡
- 合意したので現在作業中
比較的、構成もわかりやすく内容も難しくないので、初めてのライティング業務でよかったなと思える仕事です。
ひとつ不安な要素が、内容(ネタ)には限りがあるジャンルなので、9月の仕事があっても10月も11月もあるかは正直不明なところ。
B社:スタートアップ系の会社の記事作成→不採用
文字単価が1円というところに魅力を感じ応募しました。結果は不採用です。
ちなみに主婦・ママ向けの求人サイトで見つけたものです。
C社:女性向けのサイトの記事作成→連絡無し
途切れることはないほどの仕事量が、毎日更新されているwebサイトでした。
文字数も5,000文字~10,000文字と多く文字単価がおおよそ0.5円だったのでひとつの記事で1,500円~3,000円以上の収入が見込めました。
ある程度のテーマが決められていても好きなことであればどんどん書いていけるし。
合否の連絡はありません。3日以内にトライアルで提出ほしいと言われたのに10日以上連絡が無い…
webライターのトライアルの内容
会社によってトライアル・サンプル・テストなど言い方はさまざま。
実務と同じテーマでトライアル
採用されればそのまま掲載されて、報酬も貰えます。
最初はトライアル金額でその後は通常の報酬となる場合が多いです。
- IT・ガジェット系のサイトであれば、スマホやPC、アプリについての記事。
- 女性・主婦向けのサイトであれば、育児、料理、便利グッズについての記事。
を、既に運営されているサイトのルールに沿って記載するというトライアルです。
架空のテーマでトライアル
架空のテーマを与えられるトライアルもありました。
例えば、ある人物について紹介する記事を書いてくださいなど。全く誰かわからなかったので必死に検索して調べました。
後々考えたら「その人物の検索回数を増やしてサイトにアクセスさせるための手段なんじゃ」と勘ぐってしまいました。
ルールなしの自己PR
これが1番キツかったです。文字制限無し、フォーマットはなんでもOK。「とにかく我が社にアピールしてください!」という感じ。
トライアルというか履歴書、職務経歴書に加えた提出資料ですね。
ちなみに2日頭を抱えて満身創痍で作成した自己PRですが、その後連絡が無くちょっとさみしくなりました。
トライアルに受かる方法は?
トライアルに受かる絶対の方法、なんてものはありません。でも「受かるために必要なこと」は、あります。
ルール・納期を守る
誤字・脱字が無く、一般常識の沿った文章の構成は当たり前です。
1つの記事の文字数、入れるキーワードの種類と数、ですます調、画像の位置などに関するルールは必ず守る必要があります。
必ずメールなどで添付されているルールよしっかりと読み、作業後も繰り返し読み直し提出しましょう。
SEO対策としてこのようなルールを設けているところが大半です。ルールに沿わない記事=クオリティの低い記事。サイト全体の影響を及ぼしかねない記事とみなされるでしょう。
いかなる理由であったとしても納期は守りましょう。守れない場合にはあらかじめ数日前に連絡をすること。
メールでビジネスマナーが見抜かれる
メールのレスポンスの時間も選考する重要なポイントです。
募集要項に12時間以内、24時間以内に必ず返信が出来る方と書かれている求人もあります。
一般的な社会人のルールなのですが守れない人も多いので記載されているのかなと思います。
顔が見えない相手、在宅ワークだからといって常識に欠けた対応はNGです。
私も実際に、メールのレスポンスも評価(採用・不採用・今後の昇給)の対象になると言われました。
あとはタイミング
同じくらいの能力を持った人間が数人いたとして、一人しか採用しないとなった場合。
時間の融通のきく人、メールのレスポンスの早い人など、自分にはわからない部分で評価をされるんじゃないかと考えています。
能力に問題はないけどほかの応募者と比べたときにどうか、とか。
webライターの求人の探し方
クラウドソーシングサイト(クラウドワークス、ランサーズ)でもたくさん求人が掲載されていますが、私がライターの求人を探すときにチェックするサイトを3つ紹介します。
Indeed
お笑い芸人がCMに出演していて、豊富な求人数で有名なIndeed。
私が在宅ワーカーになってから、2日に1回は必ずここで検索をしていました。
- 在宅 ライター
- 在宅 パソコン
- 在宅 記事
で検索するとライティングの求人が出てきます。
ママワークス
ママ・主婦には定番のママワークスもかなりおすすめです。
ママワークスはママや主婦だけしか利用できないということはなく、未婚女性・男性の方も登録できるんです!
私も実際にママワークスから企業に応募し採用され、webライターとしてお仕事をいただいています。
求められているスキルがクラウドソーシングサイトより高く感じ、募集要項を見ると、初心者・未経験には難しい仕事内容のものも多いと感じました。
ライター募集ラボ
最近見つけた「ライター募集ラボ」なのですが、地元でのライター募集はないかなと「○○県 ライター」と検索をしたときにこちらのサイトが出てきました。
おそらく個人で運営されているサイトなのですが、いろいろな求人が掲載されています。
地域のライター募集から大手のライター募集まで載っているのでおすすめです。
webライターになりたい人は多い
なりたい人というより「既にwebライターの人口は多い」というのが現状です。
正確性とスピード、ひとつ飛び抜けた能力がないと続けていくことは難しいのかなと。生半可な知識と、ライティングスキルだけじゃほかの人に食い潰されてしまう。
いろいろなコンテンツが生まれては消え、SEO対策も年々変化していっている状況で、毎日少しずつ経験を積み重ねていくことが生き残るための手段といえるでしょう。