まず始めにお伝えしておきたいのが、この記事はテープ起こし(文字起こし)を否定するものではありません。
未経験・スキルほぼ0の私がテープ起こしをやってみた結果、まとまった収入を得る力量がなく辞めちゃったという話です。
在宅ワークのひとつ「テープ起こし」はやりがいがあり、仕事をするたびにスキルアップするものだと思います。
webライターに続いて、在宅ワークでおすすめできる職種のひとつということをあわせてお伝えしていきます。
目次
未経験でもテープ起こし(文字起こし)はできる
もちろん会社やクライアントで異なりますが、未経験での求人募集をしているテープ起こし会社はたくさんあります。
クラウドワークス・ランサーズといったクラウドソーシングサイトでもテープ起こし案件は豊富。
テープ起こしの経験年数1年以上必須の会社は市議会・県議会や、医療系などある程度の専門知識が必要な案件が多いとか。
音質が良く雑音が少ないかつ、1対1・2のインタビューであれば私のようなスキルほぼ0の初心者でも意外とスラスラと起こしていけます。
テープ起こしを辞めた理由
私がテープ起こしを辞めた理由は3つあります。
分単価安すぎ
私が仕事を受けていた会社はとにかく分単価が安かったのです。クラウドソーシングサイトで募集されている案件よりも低かった…。
単価は言えません、恥ずかしいのと会社がバレたくないので。ちなみに時給にすると250円から300円です。
未経験スタートだからなのか、そもそもその会社の設定が安すぎるのかわかりませんが、さすがに時間と報酬のバランスが悪すぎる。
これが一番の辞めた理由です。
ほかの仕事のほうが稼げる
時給250円から300円の仕事の場合、webライターや事務仕事のほうがよっぽど稼げます。もちろん私の場合ですが。
ネットで検索すると「テープ起こしは稼げる仕事!」と書かれているブログはいくつもありました。テープ起こしの技術を持ち、良い会社に当たればこんなことはないはず、です。
もし3ヶ月以上続けていたら分単価は上がったのだろうか…。
そもそも依頼数少ない
「1日3~5時間程度は稼働できる」と思っていたので、週20時間から30時間以上は稼働できることを最初に伝えていました。
しかし実際に依頼があるのは1週間から2週間に1度だけ。今思えばコツコツ続けていればもっと仕事を貰えたのかな~とも思いますが、稼がないと生活できないので…。
ほかの仕事に集中しました。
3カ月で10件ほどテープ起こしをした感想
テープ起こしを始めるにあたって「記者ハンドブック」を購入しました。記者ハンドブックとは、わかりやすい文章を書くために表現(文字)を統一するためのツール。
「記者ハンドブック」1冊あればテープ起こしはもちろんライティングで非常に役立ちます。この記者ハンドブックを購入できたいいキッカケになりました。
もうひとつは、良くも悪くもこうやってブログネタにできるので、経験できて本当に良かったです。
テープ起こしだけで生活している人はいる
「単価が安い~」と泣き言を言う私ですが、実際にテープ起こしだけで生活する人、10万円以上の収入を得ている人はいます。
テープ起こしが稼げる、稼げないというのはその人のスキル次第。それと継続していくこと。そこは忘れないでほしいです。そして言いたい…。
その方たちはどれくらいの速さで文字を起こしどんな方法でテープ起こしをしているのか。本当に尊敬します。
テープ起こしが在宅ワーク以外で役に立った瞬間
実は最近、在宅ワーク以外で仕事をする機会がありました。仕事の内容は「数人がインタビューしているものを聞き取り文字に起こす」というもの。
その日のためにオリンパスのICレコーダーを購入しました。インタビューを聞きながら概要を紙にメモし、そのあと録音した音声を聞きながら記事を書いていくという仕事です。
この仕事を終えたとき「テープ起こし経験しておいてよかった」と心から思いました。
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