栄養士・管理栄養士の資格を生かせる在宅ワークは実在します。
もしあなたが資格を持っていて、結婚や出産を機に仕事を辞めてしまって「また栄養士として働きたい…」と思うのであれば、在宅ワークで栄養士に挑戦してみませんか?
今回の記事は、このような方におすすめです。
- 家事・育児をしながら栄養士の仕事もしたい
- ブランクはあるけど栄養士の資格を生かしたい
- 栄養士の資格を生かした在宅ワークがしたい
このような方向けに、自宅でできる栄養士・管理栄養士の仕事内容と求人情報を紹介します。
目次
在宅ワークで栄養士の仕事内容
栄養士が在宅ワークでするおもな仕事の内容は、
- レシピ、献立作成
- 食事、ダイエット、生活習慣のアドバイス
- 料理や食生活に関するコラム執筆
このようなものがあります。コラム執筆については、文字を書くのが好きであればできる仕事かもしれませんね。
SNSを活用しつつ、実績や知名度がどんどん上がれば、レシピ本やwebサイトで特集ページなど企業からスカウトされる可能性があります。
在宅ワークの栄養士・管理栄養士の仕事は少ない
私も在宅でできる栄養士の仕事を探していた時期がありますが、ほかの在宅ワークと比べて求人数が少なく働きたい方も多いので、採用率は低いことが考えられます。
「気が向いたら在宅で栄養士として働きたいな~」と思っていても、すぐ採用されるとは限らないので、やる気があるなら即応募することをおすすめします。
実務経験がプラスになる
栄養士として在宅ワークするのであれば、これまでに栄養指導・献立作成の経験がある方がとても有利です。
調理経験しかない方でも「高齢者向け・治療食の調理方法や栄養価は理解している」「子どもが食べやすいおやつやおかず作りが得意」など、アピールができるので施設で働いていたことを思い出してみてくださいね。
在宅ワーク×栄養士は人気の仕事
在宅でできる栄養士の仕事は、募集に人が集まりやすいせいか、すぐに募集を締め切ってしまう求人も少なくありません。
その理由は、主婦の方は家にいるけど「いつかは栄養士として復帰したい」と思っている方が多いから。
家にいながらできる仕事であれば、家事・育児もしやすく、早番や遅番を気にしなくてもいいので、とても働きやすいですよね。
在宅で栄養士として働きたい方は、1日に1回Googleや求人サイトなどでこまめにチェックしておきましょう!
栄養士だけの資格で仕事はできる?
結論から言うと、管理栄養士の資格を持っている人よりも仕事の幅が狭くなります。
ヘルスケア関連の在宅ワークでは、管理栄養士や看護師といった国家資格保有者であることが条件に多く、どちらかといえば管理栄養士のほうが有利です。
もちろん栄養士だから在宅ワークは無理!ということはなく、栄養士でも応募OKの求人はあるので、自分の資格と経験にあった仕事を探してみましょう。
栄養士・管理栄養士の在宅ワーク
ここからは、2020年現在募集中の在宅ワーク×栄養士の求人を紹介します。
アクセスするタイミングによっては、すでに募集が締め切られている場合もありますが、再開する場合もあるので、Google検索なども併せてこまめにチェックしておきましょう!
かわるPro
画像:かわるProより引用
かわるProは「栄養士が活躍する場を広げるwebサイト」として、セミナーへの参加や勉強、栄養士関連の調べごとをするときに便利なサイトです。
そのコンテンツの一部として、業務委託で栄養士が在宅でできる仕事を紹介してくれるものがあります。
仕事の内容としては、栄養指導・レシピ制作・執筆・栄養価計算・商品評価・健康サービスの企画などがあり、栄養士らしい仕事ができるでしょう。
管理栄養士だけではなく栄養士も登録できること、エントリー自体はすぐにできることがメリットなので、登録しておいて損はないですよ!
FitsPlus
画像:FitsPlusより引用
FitsPlusは、在宅ワークができる管理栄養士を募集しています。
仕事の内容としては、管理栄養士だからこそできる「特定保健指導」とはじめ、栄養カウンセリング・食事トレーナー業務・レシピ開発・コラム執筆などがあり、本格的に管理栄養士として仕事できるでしょう。
ライフスタイルに合わせて働けたり、研修があることから、在宅ワークが初めての方でも安心できそうです。
webから簡単に申し込みできるので、管理栄養士の方はテストに挑戦してみてくださいね。
NoomJapan株式会社
画像:NoomJapan株式会社より引用
ヘルスケアアプリ「Noom」を提供する、NoomJapan株式会社では、健康アドバイザー(ヘルスケアコーチ)として、管理栄養士・看護師・保健師などを募集しています。
※募集をするタイミングはまちまち。常に募集されているわけではない。
在宅での仕事ですが、契約社員登用で月給制、土日祝休みで、本格的に管理栄養士として業務できるでしょう。
健康アドバイザーの仕事は、アプリのNoomを使用しているユーザーに対してアドバイスを行う生活・栄養指導がメインとなるようです。
多くの求人では管理栄養士のみの募集ですが、タイミングによっては栄養士OKの求人もあるので、チェックしておくといいかもしれません。
フリーランス栄養士として活動するのもアリ
SNSやブログで情報発信することに慣れていて、栄養士としての知識があればフリーランスとして活動できます。
企業に勤めるよりも大きな収入を得られる可能性もあるので、これからの時代に合った働き方を考えてみるのもよいでしょう。
ここでは、フリーランス栄養士として活動するための3つの方法を解説します。
SNSを活用
TwitterやInstagramでは、数千人のフォロワーを持つ管理栄養士がいます。
その人たちは、レシピや役に立つ情報を日々発信し続けており、レシピ本を執筆したりコラムを執筆したりしているようです。
日々更新するちょっとした情報を発信していきたいのであればTwitterを、写真・画像メインで情報を発信していきたいのであればInstagramを利用するとよいでしょう。
SNSでフリーランス栄養士を目指すのであれば、まずはアカウントを作成して「この人みたいになりたい!」と思う管理栄養士をフォローして参考にしてみてください。
ブログでレシピやオススメ商品を紹介
SNSがメインとなっている今の時代ですが、ブログでもレシピやオススメ商品を紹介するのもよいでしょう。
ブログでは広告収入・アフィリエイトがあるので、管理栄養士目線で「これは使える!」と思った商品を紹介して、その記事から購入してもらう…という方法があります。
- webライティングができること
- SEO対策を理解していること
- アフィリエイトがOKなブログを利用すること
が前提ですが、うまくいけば大きな収入になる可能性があるので、この機会に挑戦してみては?
無料で気軽にブログを書きたい方はアメブロ・はてなブログを、本格的にスタートしたい方はWordPressを利用するのがおすすめです(手間とお金はかかりますが長く続けるのであれば、Wordpressがおすすめ)
※Wordpressでブログを始める方はGoogleで「ワードプレス ブログ 始め方」で検索してみてくださいね。
Youtubeで料理風景やアドバイスをアップ
Youtubeでは、調理中の動画や管理栄養士だからできるアドバイスを動画にして、多くの人が見てチャンネル登録してくれれば、ある程度収入が得られるかもしれません。
最近は、文字でレシピを読んで理解するよりも、動画で見て作る人も多いので需要は急増しています。
最初はまったく収入になりませんが、毎日1本ずつ動画アップを続けていれば徐々に再生数が増え、大きな収入につながる可能性があります。
この動画のように、動画タイトルに【管理栄養士】と入っていれば、「管理栄養士が作るごはんってどんなのだろう?」「栄養バランスがとれている食事を参考にしたい!」と思う方が視聴します。
撮影や編集が大変かもしれませんが、軌道に乗れば大きな収入が得られるので、SNSとブログと併せてYoutubeもスタートすれば、各方面からのアクセスが見込めるでしょう。
SNSとブログを使って仕事・アピールをしよう
AIやICTが進化していることから、栄養指導や献立作成の業務ができる栄養士・管理栄養士が在宅で働くチャンスはさらに増えるでしょう。
新型コロナウイルスの影響により、テレワークやzoom・skypeなどのツールが広まったことで、多くの人に「パソコンで手軽に人とコミュニケーションがとれる」ということが認知されました。
自由な働き方と、便利さを兼ね備える在宅ワーク×栄養士の仕事がポピュラーになる前に、スキルアップしながら一足先に仕事を始めてみてはいかがですか?