在宅ワークと内職の違いをご存じですか?
どちらも自宅で行う仕事とイメージするかもしれませんが、実は仕事の種類と法律に大きな違いがあります。この記事では、
- 在宅ワークと内職の違い
- 在宅ワークと内職の仕事の種類
- 在宅ワークと内職の求人を検索できるサイト
を紹介します。在宅ワークと内職の違いを知れば、自分に合う仕事が見つけられます!
目次
在宅ワークと内職の違い
まずは、在宅ワークと内職の違いを紹介します。おもな違いは、この3つです。
・法律が定められているかどうか
・デジタルかアナログか
在宅ワークとは
在宅ワークとは、パソコンやインターネットを使用した仕事のこと。在宅ワークをしている人は、主婦・学生・個人事業主などさまざまで、副業で在宅ワークをしている人もいます。
在宅ワークの仕事の種類としては、
- データ入力・作成(WordやExcel)
- テープ起こし(文字起こし)
- webライター
- webデザイナー
- エンジニア
- 一般事務・秘書業務
など幅広くあります。基本的には職種は問わず、「個人事業主が家でパソコンを使う仕事」と思って間違いないでしょう。
報酬形態は職種により異なりますが、多くの場合は仕事1件につき○円という「出来高制」がほとんど。エンジニアや秘書業務では月給制・時給制の仕事も存在します。
在宅ワークには、最低賃金などの保障はなく、労働環境や権利を守る法律はありません。そのため、自分の力量によっては時給100円程度になったり、頑張っても稼げなかったりするのもザラですが、内職より大きく稼げるチャンスがあります。
内職とは
内職は、企業から部品などを自宅に持ち帰って行う仕事のこと。在宅ワークとは違い、仕事は手作業で行い、パソコンやインターネット環境が必要ない、いわゆるアナログな仕事です。
内職の仕事の種類としては、
- 宛名書き
- ダイレクトメールの封筒入れ
- シール貼り
- ガチャガチャ景品のカプセル入れ
- ポケットティッシュの広告入れ
このようなものがあります。1個あたり○銭で同じ作業を繰り返し、完成したら納品をしに行くという流れ。主婦か家事の合間に行うことが多くなります。
在宅ワークと違うのは、内職には「家内労働法」が定められている点です。最低工賃制度が定められているため、内職をする労働者は最低賃金が保障されています。
【番外編】在宅勤務とは
在宅ワークと似た言葉に、在宅勤務という言葉を耳にする人も多いはず。
在宅勤務とは、正社員・契約社員・アルバイトとして雇用契約している人が、自宅で働くこと。多くの場合、パソコンを持ち帰りインターネットを利用し仕事をしています。
自宅で仕事をしているとはいえ、会社員なので各種労働法によって権利を守られています。
在宅ワーク・内職の求人を探す方法
在宅ワークと内職は仕事の種類が大きく異なりますが、求人を探すのはどちらもインターネットを活用するのがベストです。スマホやパソコンの扱いに慣れていない方でも、インターネット検索ができれば誰でも簡単に探せます。
在宅ワーク・内職それぞれ探せる安全なサイトを紹介するので、リンクから登録や問い合わせをしてみてくださいね。
在宅ワークの求人を探せるサイト
ママワークス:主婦・ママ向けの求人サイトだが、独身や男性も登録可能。初心者~上級者向けの求人が多数掲載。安定した報酬を得たい方におすすめ。
クラウドワークス:データ入力など、在宅ワーク初心者向けの案件あり。募集したその日中に、仕事がスタートできる案件もあるので、在宅ワークを体験しやすい。
Indeed:普通の求人がメインだが、実は在宅ワークも豊富に掲載中。登録なしで求人検索できるので、定期的に検索してみよう。
内職の求人を探せるサイト・サービス
内職専門マッチングサイト Piece Work:ピースワークは、たくさんのメディアに紹介された内職専門サイト。スマホ・パソコンから無料で登録可能。
内職市場:手作業・パソコンを使う作業どちらも検索可能。メディアで紹介された経験あり。
プラスワンジョブ:内職も在宅ワークも検索可能。いろんな求人を見てみたい方におすすめ。
在宅ワークと内職どちらに挑戦したいかを決めよう
・内職…企業から部品などを自宅に持ち帰って行う仕事
在宅ワークと内職の違いを把握したら、「自分に合うのはどっちかな?」と決めてみましょう。
自分に合う仕事を見つけて求人を検索すれば、実際に働きたくなる気持ちが湧き出てくるはず。
どのような仕事にも、基本的にはマニュアルがあるので、まずは求人に応募してみてくださいね。