新型コロナウイルスの影響による自粛や、自分に合った働き方をするきっかけとして、副業・在宅ワークを考えている方も多いのではないでしょうか?
数ある在宅ワークのなかでも、高い人気を誇るのがテープ起こし(文字起こし)です。
初心者の間は月に2~3万円の収入の方も多いですが、スキルを高め安定して仕事を受けている専属のテープ起こし技術者は15万円、20万円という大きな収入を得ています。
この記事では、文字起こしのスキルを身につけられる講座文字起こしの講座を受講すべきポイントを紹介します。
目次
おすすめ!テープ起こし(文字起こし)講座3選
ここではおすすめのテープ起こし講座を3種類紹介します。
紹介する講座は、このようにそれぞれに大きなメリットと特徴を持っているので自分に合ったものを選びましょう!
受講費用 | |
がくぶん | 77,000円 |
たのまな | 58,320円 |
ボイスライター養成講座 | 99,000円 |
がくぶん
画像:公式サイトから引用
がくぶんのテープライター養成講座はじっくりと勉強・課題と実践が繰り返せるテキストが充実していることが特徴です。
一番のポイントは、講座修了後に就業サポート制度が受けられること。
上記でも書いたとおり、テープ起こしの仕事になかなか恵まれない可能性もあるので、仕事がもらえるチャンスを増やしておけるのもポイントですね。
講座名 | がくぶん テープライター (テープ起こし技能者)養成講座 |
料金 | 77,000円(税込) |
たのまな
画像:公式サイトから引用
ヒューマンアカデミーのたのまなでは、受講後にすぐに仕事できるスキルを身につけるための講座が充実していることがポイントです。
履修の目安は60時間~80時間とたっぷり内容の詰まったテキストは勉強しがいがあり、さらに受講後は検定試験に挑戦できるのも勉強のモチベーションを高めます。
最大の特徴は、教材とMacBookAirもしくはSurface(Windows)がセットになったコースが選べること。
自分だけのパソコンを持っていない方や、在宅ワークをするためにパソコンを購入しようと思っていた方におすすめです。
講座名 | ヒューマンアカデミー たのまな 在宅WORKスタートパックテープ起こし講座 |
料金 | 教材のみ 58,320円(税込) ※パソコン付きは詳細をチェック |
ボイスライター養成講座
画像:公式サイトから引用
約2ヶ月という短期間で集中的にテープ起こし技術を学べるのが、おうちではたらくボイスライター養成講座です。
最初にテキストを読み自分で勉強をした後、1週間にひとつの課題を提出する学習スタイルなので「やらないと!」という気持ちにさせてくれるのが、スキルの習得がしやすいポイント。
「とにかく早く勉強して仕事に生かしたい!」「実践を中心に学んでいきたい!」という方におすすめの講座です。
講座名 | 株式会社ボイスカラー おうちではたらく ボイスライター養成講座 |
料金 | 99,000円(税込) |
本格的にテープ起こしを始めるなら講座を受けてスキルアップしよう
結論からいうと、お金に余裕があるなら受講したほうが良いと思います。
理由は、テープ起こしはテープ起こし独自のテクニックと知識が必要だからです。
お金がないのに無理をして講座を受けないくてもよいというのはどの講座でも共通することですが、仕事依頼のチャンスを掴む、高い報酬を得るチャンスを掴みたいのであれば、受講したほうがよいでしょう。
私がテープ起こしのスキルがないままテスト・トライアルを受けたときのことを記事にしているので、参考にしてみてください。
主婦やママにテープ起こし(文字起こし)はおすすめできる在宅ワーク?
主婦やママにとってテープ起こしがおすすめできるかはその人や家庭の環境によるため、以下の項目を確認してみてみましょう。
主婦・ママでテープ起こしが向いている人はこんな人です。
そして主婦・ママでテープ起こしがあまり向いていないのはこんな人です。
まず大前提に、テープ起こしは家事や育児の片手間に簡単にできる在宅ワークではありません。
だからこそ集中できる環境と一定のスキル、集中力・忍耐力が必要なのです。
これらのことを考慮したうえで、今の自分にテープ起こしはできそうかを今一度考えてみましょう。
テープ起こし(文字起こし)の講座を受けるメリット・デメリット
ここからはテープ起こし(文字起こし)の講座を受講するメリット・デメリットを紹介します。
デメリットとはいっても人によっては気にならないことも多いはずなので参考までに。
「勉強したい!」とやる気のある方は、メリットのみを重視しましょう!
テープ起こしの講座を受けるメリット
ここからはテープ起こしの講座を受けるメリット3つを紹介します。
テープ起こし難しい独自のルールを0から学べる
テープ起こし講座を受講する目的は、このふたつ。
- あなたのスキルを初心者→経験者にすること
- 求人応募したときのテスト・トライアルに対応できるようになること
テープ起こしは、ただ聞いた声を文字に起こせばよいというものではありません。
テープ起こしには文字の表記や文字の起こし方などルールがあるため、それを独学で学ぶのは時間と手間がかかり、効率良く勉強できない可能性もあるでしょう。
テープ起こしの在宅ワークに応募すると、必ず採用テスト(トライアル)を受けますが、テストの段階で全くの初心者で、テストのクオリティが低く時間がかかってしまうのであれば採用されることはありません(使用した時間は基本的に自己申告ですが)
提出した課題の添削・修正をしてもらえるのでスキルが磨かれる
テープ起こし講座では、実際に音声を聞いて文字を起こしたものを講師が添削・修正をしてくれます。
聞き取りにくい言葉や失敗した部分の本当の答えがわかり、自分の苦手な言い回しや不得意な部分を指摘してもらえるため、役に立つことは間違いありません。
実際に仕事としてのテープ起こしの場合、あなたが起こした文字のデータを納品したあとに校正担当スタッフによる再チェックや修正が入ります。
その後、基本的にはどこを間違えているか教えてくれますが、間違いがミスが続くと仕事が減ってしまうかもしれません。
こうならないためにテープ起こし講座を受講して、ある程度のスキルを身につけておいてもいいですね。
テープ起こしのソフトを使用できるので仕事に生かせる
テープ起こしに使用するソフトは、●秒戻る進む・ボリュームの調整・音声のスピード変更などショートカットキーで操作できる専用のツールを使用します。
テープ起こし講座では、その講座で用いるソフトをパソコンに取り込むため、実際に仕事をしているときと同じ感覚でソフトを使用できます。
業務委託でテープ起こしの仕事をするようになると、会社指定のソフトを使用しなければいけないこともありますが、ソフトを使用する感覚を知れるだけでも強みになるでしょう。
テープ起こしの講座を受けるデメリット
ここではデメリットというよりも「テープ起こしの講座を受けたのに…」という少しマイナスな面を紹介します。
受講することでデメリットになるということはありませんが、こういうこともあるんだということを知ってもらえればと思います。
仕事量と比較して受注したい人が多く定期的に稼げない可能性がある
クラウドソーシングサイトや在宅ワーク求人サイトのなかでも、テープ起こしは非常に人気の仕事です。
ランサーズやクラウドワークスで、1人の採用枠の仕事に20人・30人と応募している…要するに仕事の取り合いをしていることも珍しくありません。
↑こちらはランサーズにあった60分のテープ起こしの募集ですが報酬3,000円(分単価50円)にもかかわらず約50人の募集があります。
在宅ワーカーの平均分単価は100円程度と言われており、60分の音声を起こすのであれば60分×100円=6,000円程度が相場と言えるでしょう。
しかもこれらのサイトで募集されている仕事の報酬は極端に低いことが多く、相場の平均以下でも仕事を受ける人は多く存在します(この点に関してはWEBライターも同様ですが)
テープ起こし会社から業務委託として仕事をするのであれば、極端に低い報酬で仕事をさせることはあまり考えにくいですが、テープ起こし業者が求めるスキルはかなり高いはずです。
テープ起こしの仕事はハイレベルかつ時間がかかるので最初は大変
上記でも述べているとおり、テープ起こしは簡単ではないし、片手間にできる在宅ワークというレベルではありません。
聞き取りにくさや文字の多さ、話している人数が多いときや似た声の人がいるときは、かなり仕事がやりにくく、聞き取れたとしてもある程度のタッチタイピングのスピードがなければ、仕事の効率は落ちてしまいます。
聞き取るスキル+打ち込むスキルの両方が揃ってこそ、仕事の効率が上がり収入が増える=成長となるため、この成長過程にしんどさを感じ諦めてしまわないようモチベーションを維持する必要もあるでしょう。
講座を受けなくてもAmazonや楽天市場で購入できるテキストでも勉強できる
テープ起こしはAmazonや楽天市場で購入できるテキストでも勉強はでき、数多くのテキストが発売されています。
自分でテキストを買って最後まで課題をこなせる自信があるならよいのですが、なかには本を買って少し読んだだけで満足してしまう方もいるでしょう。
ちなみに私が購入したテープ起こし講座のテキストはこちら。
テープ起こしを学びつつ、文字起こし技能テストを受けようと思っていたのでこのテキストを購入し勉強していました。
強い意志があるのであれば手軽に購入できるテキストもおすすめですが、それに自信がない方はテープ起こし講座を受講するほうがより効率的にスキルを習得できるかもしれません。
「高い受講料を払っているのだからしっかりと学ばないと」と鞭を叩かれているのが、学ぶ意欲やモチベーションになる場合もありますよね。
こちらの記者ハンドブックは、テープ起こしの必須アイテムです。
どの会社でも基本的に記者ハンドブックの表記に基づいた記載をすることが多いので1冊持っておくとよいでしょう。
テープ起こしは基礎を身につけることが大変!講座を受けてみよう
テープ起こしを始めた当初一番大変だったのは、稼げないことでした。
それは私のスキルが無く初心者であったことから、会社からなかなか仕事をもらうことができず1週間に2,000円程度の収入にしかならず挫折しかけたこともあります。
私が本来したかった仕事はWEBライターだったので、結局テープ起こしの仕事はやめてしまったのですが、続けていればスキルも収入も上がっていたかもしれません。
テープ起こしを本気でやりたい方は、テープ起こし講座を受講してスキルを上げてバリバリ稼ぎましょう!